白山から金沢へ|温泉で疲れを癒やす北陸の旅③

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白山室堂で迎えた朝

前日は白山の御前峰に登り、室堂から眺めた夕焼けにも感動しました。

一夜明け、いよいよ下山の日です。

天気予報では午後から雨が降るとのことだったので、できるだけ早めに下山するつもりでした。

早朝から御前峰へご来光を見に向かう登山者も多かったのですが、空は雲に覆われていました。

これでは日の出も見られそうにないと思い、私は山頂へは向かわず、室堂で朝を過ごすことにしました。

今回の旅で一番おいしかった朝食

午前6時30分、室堂で朝食をいただきました。

焼き魚に卵、ご飯、味噌汁といった、ごく普通の和朝食です。

ところが、これが驚くほどおいしかったのです。

前日の夕食はハンバーグなどの洋食で、おいしかったものの、少し気分が悪くなってしまいました(笑)。

朝にはすっかり食欲も戻り、ご飯が進みます。

北陸ではいろいろな名物を食べましたが、振り返ってみると、この朝食が今回の旅で一番おいしかったかもしれません。

おかわりをしたかったのですが、配膳場所には長い行列ができていました。

最初から大盛りにしておけばよかったと、少し後悔しました(笑)。

エコーラインから下山開始

午前7時、白山室堂を出発しました。

今回はエコーラインを通って下山します。

エコーラインは、白山室堂から南竜ヶ馬場方面へと続く、見晴らしのよい登山道です。

登りに使った観光新道と比べると、比較的歩きやすく感じました。

ただ、下から登ってくる登山者も多く、道が狭いところでは、そのたびに立ち止まって道を譲ります。

少し急ぎ足で歩いていたつもりでしたが、思ったほどペースは上がりませんでした。

実は、早く下山したかった理由は天気だけではありません。

別当出合から一ノ瀬までのシャトルバスは約15分間隔で運行されていますが、一ノ瀬から松任駅へ向かうバスは午前11時を逃すと、次は午後3時30分。

なんと4時間半も待たなければなりません。

しかも、行きのバスで一緒になった年配の男性から、シルバーウィークは大変混雑するので、早めに下山した方がいいと忠告されていたのです。

何としても午前11時のバスに乗りたいところです。

無事に下山、そして松任駅へ

登ってくる登山者に道を譲りながら、少し急ぎ足で下山を続け、午前10時頃には別当出合に到着しました。

幸い、心配していた雨に降られることもありませんでした。

別当出合からシャトルバスに乗って一ノ瀬へ。さらに一ノ瀬から松任駅行きのバスに乗り換えます。

シルバーウィークで混雑すると聞いていたので心配していましたが、実際にはまったく混んでおらず、私が一番乗りでした。

別当出合から一ノ瀬までのバスには6〜7人ほど乗っていましたが、一ノ瀬から松任駅行きのバスに乗ったのは、わずか3人ほど。

行きのバスでは混雑するから早めに下山するように言われていたのに、拍子抜けです。

とはいえ、無事に予定のバスに乗ることができ、結果的にはよかったと思います。

松任駅に到着、白山を振り返る

バスに揺られ、松任駅に到着しました。

駅に着くと、行きに見かけた白山の看板が目に入りました。

改めて看板を眺めながら、「あそこまで登ってきたんだな」と思うと、なんとも感慨深い気持ちになりました。

前日の登山や、室堂から眺めた夕焼けを思い出しながら、今回の白山登山を振り返りました。

金沢駅で白エビかき揚げそば

松任駅から電車に乗り、金沢駅へ向かいました。

金沢駅に到着し、まずは昼食です。

シルバーウィークということもあり、駅構内の飲食店はどこも大行列。

本当は別のお店に入りたかったのですが、並ばずに入れそうだったのが「白山そば」でした。

そこで注文したのが、白エビかき揚げそばです。

それほど期待していなかったのですが、これがなかなかおいしい。

つゆは少し甘めで、だしの旨味が感じられます。かき揚げはサクサクで、白エビの香ばしさも楽しめました。

予定していたお店には入れませんでしたが、結果的にはよかったと思います。

昼食を済ませ、次はバスでテルメ金沢へ向かいます。

バスまで少し時間があったので、どこか喫茶店に入って休憩しようと思ったのですが、こちらもどこも行列で入れません。

結局、喫茶店でゆっくりするつもりが、バス停でずっと待つことになりました(笑)。

登山の後はやっぱり温泉

登山の後といえば、やっぱり温泉です。

ただ、シルバーウィークということもあり、今回もホテルを予約することができませんでした。

そこで向かったのが「テルメ金沢」です。

テルメ金沢は、温泉や食事を楽しめる大型の温浴施設です。

今回は深夜料金を支払い、ここで一夜を過ごすことにしました。

館内では、ちょうど「世界のビール横丁」というイベントが開催されていました。

世界各国のビールが楽しめるそうですが、今回は飲まずに温泉を楽しむことにしました。

温泉で疲れを癒やし、そのまま就寝

ゆっくりと温泉を楽しみ、さて夕食でも食べようかと思ったのですが、登山の疲れが一気に出たのか、もう動く気がしません。

結局、夕食は諦め、2階の「テルメの森」にあるリクライニングチェアで休むことにしました。

しばらくすると、後ろの方から何やら言い争う声が聞こえてきました。

「ここは私の席だ!」

「いやいや、先に荷物を置いていたんだ!」

どうやらリクライニングチェアの争奪戦が始まったようです。

シルバーウィークでホテルが取りにくいこともあり、私と同じように、ここで一夜を過ごそうと考えた人が多かったのかもしれません。

ただ、リクライニングチェアの数には限りがあります。寝床の確保もなかなか大変なようです。

そんな騒ぎを聞きながらも、すっかり疲れ切っていた私は、そのまま意識が遠のいていきました。

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