愛宕山へ|山を歩くことも養生

運動・養生

先週、京都の愛宕山に登ってきました。

愛宕山に登るのは今回が初めてではありません。これまでにも、登山のトレーニングとして6回ほど登っています。

長い登りが続く愛宕山は、本格的な登山に向けて身体をつくるための、身近なトレーニングの山です。

今回も、近いうちに予定している登山に向けたトレーニングを兼ねて登ることにしました。


5kgの水を背負って愛宕山へ

登山のトレーニングでは、負荷をかけるためにザックに水を入れて歩くことがあります。

今回も近くのローソンで、2Lの水を2本と500mlの水を2本購入しました。

合計5L、水だけで約5kgです。

これをザックに入れて愛宕山を登りました。

実際の登山では、水だけでなく雨具や食料など、いろいろなものを背負って歩きます。

ある程度の重さを背負って歩くことで、実際の登山に向けて身体を慣らしておくことが目的です。


杉林の中をひたすら登る

愛宕山は標高924m。山頂付近には愛宕神社があります。

登山道では杉林の中を歩く時間が長く、坂道や石段をひたすら登っていきます。

派手な岩場が続くような山ではありませんが、長い登りが続くため、登山のトレーニングにはちょうどいい山だと感じています。

木々に囲まれた道を黙々と歩き、ときどき開けた場所から遠くの山々を眺める。

同じ愛宕山に何度も登っていても、その日の天候や季節によって景色や空気は少しずつ違います。

登山道を歩いていると、「○/40」と書かれた消防団の看板を何度も見かけます。数字は登るにつれて増えていくので、山頂までのちょっとした目安にもなります。

愛宕神社は、古くから火伏せ・防火の神様として信仰されてきた神社です。

また、毎年7月31日の夜から8月1日の早朝にかけては「千日詣り」が行われます。この日に参拝すると千日分の功徳があると伝えられており、夜の愛宕山を登って参拝する人も多くいます。

そして愛宕神社が近づくと、長い石段が待っています。

ここまで歩いてきた脚には、なかなかこたえます。

石段を登りきり、愛宕神社に到着すると、ちょうど神主さんが祝詞をあげているところでした。

何度か登っている愛宕山ですが、こうした場面に出会うと、ただ山頂を目指して歩くだけではない、愛宕山らしさを感じます。

しばらく祝詞に耳を傾けてから、下山することにしました。


登りよりもきつい下り

今回は5kgの水を背負っていましたが、登りはそれほど苦しくありませんでした。

一方、いつものことですが、愛宕山では下りの方が脚にこたえます。

長い下りを歩いていると徐々に脚に疲れがたまり、下山の後半には少し脚が震えることもあります。

しかも、この日は雨が降った翌日。

登山道が濡れて滑りやすくなっており、下山中に2回ほど滑って転びました(笑)。

幸い大したことはありませんでしたが、濡れた登山道では、いつも以上に足元に注意する必要があります。

愛宕山にはこれまでにもトレーニングで何度か登っていますが、長い下りは毎回それなりに脚にきます。

登るための体力だけでなく、下りを安定して歩くための脚力やバランスも大切です。

そういう意味でも、愛宕山は登山に向けたトレーニングにちょうどいい山だと感じています。


山を歩くと、自分の身体がよく分かる

登山の面白さは、山頂に到達することだけではありません。

長い時間歩いていると、自分の身体の状態に自然と意識が向きます。

呼吸は苦しくないか。

脚は疲れていないか。

水分は足りているか。

もう少し歩けるのか。それとも、少し休んだ方がいいのか。

普段の生活では頭で考えることが多くなりますが、山の中では自分の身体と向き合う時間が増えます。

実際に身体を動かすことで、その日の身体の状態を知ることができます。


山を歩くことも養生

養生は、食事や休養だけではありません。

身体を適度に動かすことや、自然の中で過ごすことも養生です。

愛宕山では、杉林の中を歩く時間が長くあります。

木々に囲まれた道を歩き、風を感じ、自然の音を聞く。いわゆる「森林浴」です。

山を歩いていると、街の中では気づきにくい風や湿度、日差し、木々の変化など、季節の移り変わりを身体で感じることができます。

身体を動かしながら自然に触れ、自分の身体の状態にも目を向ける。

登山は、身体を鍛えるだけでなく、心身を整える養生にもなります。

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